現代の日本は、グローバル化、少子高齢化などによって多様な社会へと激しく変化しており、学校教育においても、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」をバランス良く育成することを通して、これからの社会において「生きる力」をより一層育むことが重要になっています。

MOA美術館児童作品展は、「学習指導要項」にもとづき、子どもたちが自然・環境、社会、他者との関わりを通して、興味や関心を持ったことを、感性を働かせながら絵画や書写によって表現することで情操を養い、豊かな心を育てることを目的に開催しています。

こどもたちの創作活動を奨励することは、夢や目標に向かって自ら考え、行動する力を高めると同時にそれぞれの国の伝統と文化への関心を高め国際交流に資するものと考えています。

本作品展は、2万人を超える全国の美育ボランティアによって支えられ、様々な個人、団体と協力しながら、医療福祉機関での巡回展示や、年間を通じた美育活動など、学校・家庭・地域が連携し、社会全体で子どもを育てていくことを重視するもので、このことによって、地域社会の絆を深め心身ともに健康で活力のあるコミュニティづくりを願っています。

第30回目となった昨年は、海外11カ国31会場を含む418会場(応募総数456,466点・参加校9,431校)となりました。

枚方交野会場では2,274点を頂きましたが、展示会場の制約もあり約307を展示いたしました。子どもたちの多様な個性・能力によって制作された創造性やチャレンジ精神あふれる作品をご鑑賞ください。

本展の開催にあたり、ご協力賜りました関係各位に深く感謝を申し上げるとともに、今後も未来に羽ばたく子どもたちに夢と希望を与えられる児童作品展としてご支援ご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

 

公益財団法人 岡田茂吉美術文化財団(MOA美術館)

 新学習指導要領には、「生きる力」ということを柱に、「生活を美しく豊かにする」ということや「豊かな情操を養う」「生命を尊ぶ心」「自然尊重」「思いやり」「感謝の心」「社会に奉仕する喜び」「美に感動するこころ」等々、MOAが進める「美育」と共通した指導方針が示されています。そして、これを進めるにあたって、学校・家庭・地域の連携の重要性が示されています。その背景には、児童・生徒・保護者の価値観や生活の変化などから来る、モンスターペアレンツや不登校、いじめ、落ち着いて授業が受けられない児童の増加、学力の低下等々の社会問題とも言うべき、教育の実態があります。こうした教育が抱える問題に向かう学校の努力を理解したうえで、ともに「美育」に取り組むことで、様々な問題解決の一助となればと考えております。
 MOAが学校や公共施設などへの花の活けこみや、児童に花やお茶を教えたり、生活に「美」を取り入れてもらえるように提案・実践するのはその意味にほかなりません。この児童作品展が、家庭、地域、学校と連携して進めていく中で、児童の心の問題など、様々な問題が解決してゆく事実が起きています。児童作品展への願いは、MOAが進める「美育」は単に情操教育に止まるものでなく、児童の心の健康と、そこに関わる家族やボランティア、作品を鑑賞する方の心の健康の増進に寄与することを願っております。それは身体にも影響を与えて行くものであり、正に「生きる力」を与えていくものであると信じております。 

 

​第31回 MOA美術館枚方交野児童作品展実行委員会 2019

MOA美術館枚方交野児童作品展は全国展開催1年前の1988年、大阪府単独開催からスタートし、
後に大阪東(大東市/四条畷市/守口市/門真市/寝屋川市/枚方市/交野市)の大阪府衛星7市合同開催に移行し、
2011年から現在の枚方市/交野市の2市合同開催となっております。

MOA美術館枚方交野児童作品展実行委員会事務局

大阪市西区阿波座1丁目14-4 サインカンパニービル302号

フォームイーデザイン内「児童作品展」係り(窓口:木下)

06-6536-4050 info@hirakatano.net

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